2023年3月21日、火曜日
今日は、何というか、驚くべき一日だった。朝からこんなことになるとは思ってもみなかった。
朝、目覚まし時計が鳴ると、今日は何だか特別なことが起こりそうな気がした。とりあえず、いつものようにコーヒーを入れて、新聞を読み始めた。そこには、「巨大なイカが東京湾に出現」という見出しが躍っていた。そのイカは、何とビルのような大きさだという。これは面白い、と思いつつ、さらに記事を読み進めた。
午前中、出勤する準備をしていると、急にドアのチャイムが鳴った。「おかしいな、今日は宅配便の予定はなかったはずだ」と思いながらドアを開けると、なんと、そこには巨大なイカのぬいぐるみが置かれていた。どうやら、誰かがイカの話題に乗じて悪戯を仕掛けたらしい。その瞬間、隣の部屋から爆笑が聞こえてきた。どうやら隣人が仕掛け人だったらしい。彼はいつも笑いを求めるタイプだったので、驚かなかったが、これには参った。
会社に到着すると、何と社長がイカの着ぐるみを着て出勤していた。そして、今日はイカ祭りだと言って、社内でイカ料理を振る舞うことになった。社長がこんなことをするのは珍しいので、社員全員が驚いていた。でも、社長が作るイカ料理はとても美味しく、結局、笑いながら楽しいランチタイムを過ごした。
午後になると、イカの話題はどんどん広がっていた。突然、テレビ局が来て、社長のインタビューを求めてきた。そのインタビューが放送されるやいなや、SNSでは「イカ社長」が話題になり、瞬く間にバズった。社長は、思わぬ名声を得て、喜んでいた。
仕事が終わると、今度は友達から連絡があり、「イカパーティー」を開くことになった。イカのコスプレをして集まり、イカ料理を堪能するという、笑えるイベントだった。友達の中には、プロのコスプレイヤーもいて、そのクオリティの高さに驚いた。イカパーティーでは、イカの形をしたスイーツや、イカ墨を使ったパスタなど、様々なアイデア料理が振る舞われた。まさかこんなにイカが主役の一日になるとは思わなかった。
夜も更けて、イカパーティーも終盤に差し掛かったころ、突然、部屋が揺れだした。最初は皆で冗談で「イカが来た！」と言って笑っていたが、しだいに揺れが大きくなり、外に出てみると、そこには本当に巨大なイカが現れていた。皆は驚きのあまり、慌てて逃げ出した。
幸い、その巨大なイカは、ただ通り過ぎるだけだった。イカは東京湾を去っていく様子がテレビで放送され、一夜にして都市伝説のような存在となった。その後、巨大イカがどこへ行ったのかは誰も知らない。
今日は本当に笑える一日だった。巨大イカの話題で持ちきりだったが、それが現実になるとは思ってもみなかった。友達とのイカパーティーも楽しかったし、社長のイカ料理も美味しかった。こんな日は滅多にないから、しばらくはこの話題で笑いが絶えないだろう。
そして、私はその日の出来事を日記に書きながら、この驚きと笑いに満ちた一日を振り返った。まさか、巨大イカが私たちの日常をここまで翻弄するとは思ってもみなかったが、これが人生の楽しみの一つなのかもしれない。
明日はどんな一日が待っているのだろうか。今日の出来事が次々と続くような、楽しい日が続けばいいのにと、心から願った。そして、その願いは、意外な形で叶うことになるのだが、それはまた別の話である。
